ヤマハ、アフラック生命保険、アサヒビールの最新コミュニケーション戦略を学ぼう
アドバタイザーが主体となって取り組んだチャレンジから得られた学びや、イノベーションにつながる提言を広く募集し、表彰する「JAAチャレンジアワード」は、本年度、第4回目を実施し、最終審査会を経て7編のプレゼンテーションが入賞されました。そこで見事、金賞・銀賞・銅賞に輝いた3編について、それぞれご本人からその内容をより詳しくお話いただきます。
①飲めても飲めなくても、みんな飲みトモ。スマートドリンキング(=スマドリ)2023年コミュニケーション戦略について(銅賞)
アサヒビール 宮﨑 智子氏
商品やお酒を嗜む人にフォーカスしたコミュニケーションでなく、「お酒を楽しむシチュエーション」を「お酒を飲めない人も見据えた」コミュニケーションが新しいアプローチを通じ、「真面目に訴求してもなかなか認知が得られない」という課題を踏まえ、芸人の皆さんの起用や動画・SNSを通じた年間の「飲み」にまつわるモーメントに合わせた情報発信がしっかりと成果に繋がっていることが高く評価されたお取組みです。
②~若い人も ”よーく考えて備えてね♪”~ プロモーションの力で保険と若年層の距離を縮める!(銀賞)
アフラック生命保険 鎌倉 淳貴氏
課題設定がしっかりされており、差別化が困難な商品の訴求にフォーカスするのではなく、ターゲットの理解を促していくアプローチ、実際のプロモーションによって、各認知の理解や契約件数も成果が出ている点、若者がなぜ保険に入らないのか、という課題からしっかり調査をして、彼らに共感され話題化されるにはどうしたらよいのか考え抜かれた施策且つ、それが若者たちの態度変容まで繋がった点が高く評価されたお取組みです。
③音楽のよろこびを、だれにでも」『だれでも第九』コンサート(金賞・オーディエンス賞)
ヤマハ 加藤 剛士氏
ハンディキャップを持たれる方に「音楽の歓びを誰にでも」というある意味シンプルかつ本質的なテーマではあるが、実現に向けてヤマハの技術を結集して、感動心震わせるコンサートを実現、音楽のすばらしさや力を訴求できたブランディング活動は率直に素晴らしいこと、音楽の前では皆平等であるという芸術の本来あるべき姿を実現するために最新の技術を駆使した点、多くの人を巻き込みチャレンジを行った点、さらに今後グローバルにも繋がる展開など継続した活動に繋がる点が高く評価されたお取組みです。
工夫をこらした各社のチャレンジングな取り組みについて、審査会では触れられなかったスライドや動画も交えて、舞台裏や苦労された点など、赤裸々に語っていただきます。日々新しいチャレンジを続けるアドバタイザーの皆さまにとり大変刺激となるお話が聞けるかと存じます。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
開催概要
日時 | 2024年8月30日(金)16:00~17:20(ここまでに終了) |
会場 | オンライン(Zoom ウェビナー) |
内容 | スピーカー: |
参加費 | 無料 |