明治が取り組む子ども向けマーケティングのいまとこれから

JAAミーティングでは、明治ホールディングス　サスティナビリティ推進部　山下 舞子氏をお招きし、食品・飲料における子ども向けマーケティングについてお話しいただきます。海外では、子どもの肥満や健康被害といった側面から、HFSS（高脂肪、高塩分、高糖分）に関わる広告の規制が年々厳しさを増しています。また、飲食料に問わず、子どもに向けたマーケティング活動は、インターネット広告を中心に法規制が設けられるようになっています。日本国内においても、今後はこのようなグローバルな動向の研究とともに、日本市場に合った子ども向けマーケティングの在り方の検討が必要となって参ります。明治での子ども向けマーケティングの取り組みについて、その考え方、行動指針、情報発信についてお話をいただき、その後皆さまと情報交換の時間を設けたいと存じます。

このミーティングは、皆さんが率直にグローバルの潮流についてどう思うか、実際に生活している中で消費者として感じていることや、日本市場に合った在り方などをざっくばらんにお話いただくことを目的としています。同業他社さまはもとより、子ども向けマーケティングにご興味・関心のある方は専門知識の有無にかかわらず、どなたでもご参加いただくことができますので、ぜひご検討ください。また、リアル開催ということで、参加の皆様同士での名刺交換や、クローズドな空間ならではのお話や情報交換ができますので、ぜひご参加ください。

【補足】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明治では、日本のみならず、当グループが菓子およびアイスクリームの事業を展開しているすべての国・地域で、同じ行動指針を共有し、「Access to Nutrition Index™(ATNI)」（栄養に関するグローバルな課題への取り組みに対して各企業の寄与を客観的に評価し、改善することを目的に開発した栄養へのアクセス指標）へ参加され、明治グループとして、2021年7月に発表されたランキングにおいて12位タイと、世界の食料・飲料企業のトップ25社にランキングされています。国際基準を取る意味、取るまでにどのような社内の合意形成があったのか、そしてどのような準備し、どのような取組体制で進められているのか、などをお話いただきます。

国際基準にすべて準ずることが日本市場を見たうえで現実的でない中、日本マーケットの課題や期待に寄り添った形で、子どものマーケティングへ取り組むために、一緒に共有するべきところ、各社でお考えになるところ、などを整理するうえでもぜひ本情報交換の場を活かしていただければ幸いです。