第4回「JAAチャレンジアワード」選考結果について
アドバタイザーが主体となって取り組んだチャレンジから得られた学びや、イノベーションにつながる提言を広く募集し、表彰する「JAAチャレンジアワード」は、本年度第4回目を実施しました。4月17日第一次審査会、7月4日最終審査会を経て、選考結果は以下の通りでございます。
<第4回「JAAチャレンジアワード」入賞作品>
◆金賞
「音楽のよろこびを、だれにでも」『だれでも第九』コンサート
ヤマハ株式会社 加藤 剛士様、東 奈穂様
<授賞理由> ハンディキャップを持たれる方に「音楽の歓びを誰にでも」というある意味シンプルかつ本質的なテーマではあるが、実現に向けてヤマハの技術を結集して、感動心震わせるコンサートを実現、音楽のすばらしさや力を訴求できたブランディング活動は率直に素晴らしい。音楽の前では皆平等であるという芸術の本来あるべき姿を実現するために最新の技術を駆使した点、多くの人を巻き込みチャレンジを行った点、さらに今後グローバルにも繋がる展開など継続した活動に繋がる点が高く評価された。
◆銀賞
~若い人も ”よーく考えて備えてね♪”~ プロモーションの力で保険と若年層の距離を縮める!
アフラック生命保険株式会社 鎌倉 淳貴様
<授賞理由> 課題設定がしっかりされており、差別化が困難な商品の訴求にフォーカスするのではなく、ターゲットの理解を促していくアプローチは例年同様に説得力があると感じた。また実際にプロモーションによって、各認知の理解や契約件数も成果が出ている点は素晴らしい。若者がなぜ保険に入らないのか、という課題からしっかり調査をして、彼らに共感され話題化されるにはどうしたらよいのか考え抜かれた施策且つ、それが若者たちの態度変容まで繋がった点が高く評価された。
◆銅賞
飲めても飲めなくても、みんな飲みトモ。スマートドリンキング(=スマドリ) 2023年コミュニケーション戦略について
アサヒビール株式会社 宮﨑 智子様
<授賞理由> 商品やお酒を嗜む人にフォーカスしたコミュニケーションでなく、「お酒を楽しむシチュエーション」を「お酒を飲めない人も見据えた」コミュニケーションが新しいアプローチと感じた。また「真面目に訴求してもなかなか認知が得られない」という課題を踏まえ、芸人の皆さんの起用や動画・SNSを通じた年間の「飲み」にまつわるモーメントに合わせた情報発信がしっかりと成果に繋がっていることが高く評価された。
◆オーディエンス賞
「音楽のよろこびを、だれにでも」 『だれでも第九』コンサート
ヤマハ株式会社 加藤 剛士様、東 奈穂様
※本作品は、金賞とのダブル受賞となります。
<第4回「JAAチャレンジアワード」ファイナリスト> (順不同)
◆株式会社伊勢半 松本 智子様
ヘビーローテーション 眉毛ホームルーム
◆第一三共ヘルスケア株式会社 中野 咲珠様
“家族の肌のふれあいを通じて、パパとママが共に行う「共育児」応援する” プロペト ピュアベールのデジタルを中心としたプロモーション
◆株式会社ポーラ 中畑 真吾様、嶋田 浩和様
事業・チャネル軸から脱し『One POLA』での価値提供への転換(CX)
◆ヤマハ株式会社 加藤 剛士様、森 美樹様
“音楽って、めんどくさい。だから、好き。” 共感を生み出す企業ブランディングコミュニケーション